起きてみると、イトミミズは消えている。やっぱり食べたようだ。嫌がっていたくせに。動物を食べたせいか、いつもより元気。窓際に置いてやると、首を伸ばして2重窓の桟をよじ登り、越える。思っていたより力あるなお前。
敷いていた砂利を取り、甲羅干しできそうな広さ、自力で登れそうな高さの石を拾ってきて、入れてやる。さて、思ったようにここで甲羅干ししてくれるか。