視線

人と話すとき、目を見て話す人が多い。
店員も、気づくとこちらをしっかりと見て話している。
こちらも目をみて話せば、相談に良く応じてくれる。値引きもされやすい(多分)。


今学期の初めから、元気がなかったO.Kさん。
話しかけても、目をそらすことが多かった。
「日本語にあまり興味がなくなった」と言っていた。
先日、彼は突然、「今まで、先生を尊敬していませんでした。すみませんでした。」と謝った。
それ以降、授業中も、クラス外でも、視線を合わせてくれるようになった。
一部の人にとって、視線を合わせることは、尊敬の念を表すことと同義らしい。