開始後3週間が経った。午前中は授業、午後は1on1か卒業論文指導。夜は授業準備と宿題添削。あっという間に1週間が過ぎる。
さてこの1on1、目的は、スピーチクリニック(発話を直す)というよりも、話す自信をつけさせること。
45分という時間は、1日で3人を消化できるだろうという予測以外の根拠なく決めたのだが、ちょうどいいようだ。話題が途切れることもなく、少し話したりない、と感じる長さ。また続きを話しに来たい、と思う余韻を残して終わらせたい。
日本人と初めて1対1で話す学生は、たいてい緊張している。45分後、帰るときには緊張はほぐれている。えっ、もう45分経ったの?とびっくりしながら。
このセッションに来た学生は、その後の授業でも少し積極的になる。顔をしっかり前に向けて授業をよく聞いているし、発言してくれることもある。
セッション内の会話の運び方など、こちら側の問題点はある。しかし企画自体に悪い点はあまりなさそうだ。
多人数のクラスを構成しているのは、結局のところ1人1人の学生。大切にしたい。