近くの市場へ

タンフールー

2年生の学生に誘われて市場へ行き、雑貨屋などをひやかす。
包子屋さんで昼食。白菜餡のをふたつと、牛肉餡のをひとつ、黒米のおかゆを注文。1人分2元。
学生と日本語で話しているのを見て、店のおじさん「韓国人か?」。学生に通訳してもらいながらところどころ中国語で話す。煙台方言がきつく、簡単なことでもよく分からない。発音も直してくれる。
なので、「おじさんはわたしの先生だね」と言うと、おじさん、「孔子曰く『三人行、必有我師*1』だからな」。
こういうことばがすぐ出てくるところがさすが。
「日本は嫌いだが、あんたはいい人だ」と言ってくれる。
帰りにタンフールー(サンザシの飴がけ)を食べる。1.5元。ここのは全体をオブラート紙にくるんで渡してくれる。タンフールーは死ぬほど好き。これを食べながら歩くのが冬のお楽しみ。甘酸っぱさがたまらない。

*1:金谷治訳注『論語』(岩波文庫)によると、「子曰、我三人行、必得我師焉」となっている。「わたくしは三人で行動したら、きっとそこに自分の師を見つける。」という意味だそうな。