訒小平理論

  • 道で先生に会ったとき、どうするか(お辞儀の仕方):「お辞儀するときは相手の目を見ない」というと、「ええーっ」。視線をそらすというのはどうも相手を尊敬しないときすることのようだ。
  • 授業科目名:「基礎日本語、視聴、会話、体育、コンピューター、訒小平理論」。道で学生に会ったとき、挨拶の次に何を話すか。ご飯時なら「もうご飯を食べましたか」だろうし、授業の間の休憩時間なら「今から何の授業がありますか」「今何の授業がありましたか」というような表面的な会話だろう。これに答えられるようにするには、科目名が必要。「訒小平理論」なんて、教科書には出てこないし、中国の大学生でなければ全く必要ない単語。でも、今の1年生には必要だ。必要な単語は、個人の状況・環境によって異なるというひとつの例だと思う。