友人来たる

高校時代のクラスメートSとは、時々手紙のやり取りをしている。
先日もらった手紙に「せっかくだし、煙台へ行っちゃおうかな」と書いてあったので、「学生もいるから絶対楽しいよ!おいでよ!」とひとり興奮した返事を送った。2年間も中国にいるのに、いままでひとりとして遊びに来てくれたことがないのだ。親も北京止まりで煙台まで来てくれなかったし。
そのあと音沙汰がなかったのでやっぱり来ないかなと思っていたら、先週の日曜日に電話がかかってきて「行ってもいい?」。もちろんOK。そこからばたばたと話がまとまり、10日後の今日には、煙台へ。

乗り換えする大連から煙台は23時到着の便しかなく、彼女はひとり10時間大連の空港で待つことになってしまった。本当にお疲れさま。わたしと同僚のI先生で迎えに行った。いつもお願いする運転手のZさんに車を出してもらって。

帰郷するたび会っていた友達と煙台で会うなんて、なんだか不思議な感じ。「よく来たね〜」「ほんとに来ちゃった〜」「ほんとに来たね〜」といつまでも言い合っていた。