何食わぬ顔で復活

大連オリンピック広場

ご無沙汰しております。

ウェブ進化論』の梅田さんのブログ2007-03-17 - My Life Between Silicon Valley and Japanより。

ネット空間で特に顕著だが、日本人は人を褒めない。昨日もLingrイベントで言ったけど、もっと褒めろよ。心の中でいいなと思ったら口に出せ。誰だって、いくつになったって、褒められれば嬉しい。そういう小さなことの積み重ねで、世の中はつまらなくもなり楽しくもなる。「人を褒める」というのは「ある対象の良いところを探す能力」と密接に関係する。「ある対象の良いところを探す能力」というのは、人生を生きていくうえでとても大切なことだ。


金曜から3日間、外部で講師研修を受けていた。そのことはまたおいおい書くつもり。

研修の中で強調されていたのが、受講者を「褒める」こと。日本語の練習ではなく、あるテーマについて考えていくスタイルの場合、答えは無限にあり、間違いは存在しない。受講生が答えるたびに、「褒めろ」というわけだ。

中には、「この講師、言ったこと全部褒めてるじゃん」と気づく受講生がいるかもしれない。でもそれが心からの褒めであれば、そんなに不快な気持ちになることはない。

愕然としたのが、自分が言える褒め言葉の貧弱さ。「良いですね」「すばらしいですね」「さすが」……さて、他には?ちなみに、日本語教師がよく言う「正しいですね」「その通りです」は褒め言葉ではないとのこと。

受講生に対するコメントはNon-judgementで、と主張する人もいて、必ず褒めなければいけないのではないとは思うが、ポジティブな言葉を発せられるようにした方がいいと思う。