イントネーション指導:「学生です」を例に

「がくせいです」の「くせいで」は平板部分。
しかし、「い」が上がり「で」で下がる学生が多い。
つまり、


 くせいで(す)


ではなく、


   い
 くせ で(す)


のようになる。


以下は、VT法を取り入れた指導法。
クラスで一番できなかった学生が、この方法で自分の発音の相違点が分かり、急に伸びた。


練習方法:
「くせいで」だけ。右手をまっすぐ右から左に動かしながら。手のひらは床に向け、手自体は床と平行に。教師は対面に座って、左手を右から左へ動かし手本を示す。


 「がくせいで」
→「がくせいです」
→「がくせいですか」「す」で手を下へ、「か」で手を上へ。
→「がくせいでは ありません」