「あなた」と話しているように

大勢の前で話す時、たくさんの人と目を合わせることは大切。だが、今まで、視線を合わせることにだけ意識を向けていた。つまり、視線が合えばもうそれで成功だと思っていたのだ。
今日ふと授業で話しながら気づいた。視線を合わせる人と、個人的に話しているように話せばいいのだ。今、私は一人一人の「あなた」と話している。結果、大勢に対して話していることになるのではないか。
そう思いながら話したら、いつもより学生の集中度が高まった気がした。気のせいかもしれないが。