久しぶりのカンパイ

日本からいらして2週間集中講義をしてくださったQ先生のお疲れ様会。日本語科の先生方全員で囲むものと思いきや、日本語科主任と学院副院長、同僚の先生はふたりだけ、総勢6名の小さい宴席だった。

最初の乾杯だけといわれビールを注がれ、それからは副院長と主任の乾杯のあいさつが続く。乾杯の名目は様々。「わが大学の繁栄を願って」「どこにいても我々は仲間だ」「中日友好のために」「日本人の先生これからもよろしく」「博士号取得おめでとう(わたしではなく、同僚の先生)」「ここにいる美しい先生方に」。もちろん「干」、飲み干すことが要求される。
わたしは去年の病気以来お酒は殆ど飲んでいないし、主任も理解してくださっているので最初はパスできていたが、酔うにしたがって免れない雰囲気に。うーんどうしよう。「干」「干」コールが続く。

そうか。

「干」すことが重要なのだな。つまり量は二の次なのね。と仮説を立てる。

干した後、グラスに半分だけ注いでもらう。

干。

……何も言われない*1
シメの一杯以外はグラス一杯まるまる飲まなくてすんだ。酔わずに無事終了。生き延びました。

*1:あまり飲めないという条件付の人間だったからだと思う。他の方でもうまくいくかは保障できません。