東海公園へ

東海公園海を眺める亀

かねてから、どこか遊びに行こうねと言っていたTさんと、東海公園へ。
大連駅近く、電子城前から203の路面電車に乗る。車両はレトロな外観で、中も木の椅子(ちとかたい)。
終点東海公園駅まで行けば目の前……と思いきや、「区間車」で、春海街までしか行ってくれない。しばらく待っていると、黒塗りの白タクが。サングラスかけたおじちゃん。「東海公園だろ?乗れよ」と言う。怖いので首を振り、「不走(行かね)」と言う。横に止まっている青い三輪タクシーの運転手さんも、「待っても来ないよ。歩くと時間かかるよ。乗っていきなよ」と言う。後から来た電車も「区間車」で、本当に来そうになかったので、三輪タクシーに乗ることにする。5元。後から考えれば値切らずに乗ってしまって馬鹿だった。
馬力の出ない三輪は、坂をゆっくり下り、上り、また下った。公園までは少し距離があったので、うん、これは乗って正解。入園料10元。どこかの公園のように、また訳の分からない彫刻、海賊船、変にでかい海亀、そして海。公園の端まで歩くと、ゴルフのバギーカーのようなタクシーが。山を登りきったところに大きな松の木があり、そこまで乗せていってくれるという。20元。もう夕方近かったし、思い出作り、ということで乗せていってもらう。山を登り、少し下ったところにその松の木が……ってニセモノ!こんな大きなニセモノをわざわざ作るなんて……。景色はすばらしかった。大連で有名な棒錘島が見下ろせる。
静かで、星海広場よりは圧倒的に人は少なく、そういう意味ではおすすめ。ただ、手軽に遊べるものもない。3人乗り自転車くらいかな。
せっかくTさんが飲もうと言って持ってきてくれたワインは、寒すぎて断念。もう少しぽかぽか陽気だったら良かったな。