煙台へ

大連港切符売り場

行ってきた。水曜日出発、今朝船で帰ってきた*1。ずっと行かなければと思いつつ、なかなか行けずに早1年。煙台で教えていた4年生がいよいよ卒業で散り散りになるというので、その前に会おうとやっとこさお休みをもらって行った。
日本人留学生にも会えたし、先生方も一席設けてくださった。また、3年生には2コマ(80分)ほど授業をさせてもらえた。挨拶、顧客満足、E-mailの書き方について少し話した。今は多くても20名のクラスなので、57人の前で話すのはちと喉が痛くなった*2が、貴重な機会をくださった3年生担当の先生に多謝。
とはいえ、いた時間の割には個人個人とはお話をする時間が少なくなってしまった。教えていたクラスが多かったからだが(去年の1〜4年生)、自分が無計画だったばっかりに……ちと反省。学生の寮の部屋に出向いたときが一番効率よく話せたと思う。
日本語がさらに自然になっている学生。ちょっとおしゃれな眼鏡や、髪を少し染めてみたりと、身なりが大人っぽくなっている学生。そして自分も、学生が話している中国語が以前より聞き取れるようになっていた。お互いの成長、月日の流れを感じた。

*1:今回は行きも帰りもフェリーで行った。片道6時間半だが、「快艇」と呼ばれる高速船より揺れが少なく、3等(160元〜)ならベッドがあるので、寝ていれば着いてしまう。2度乗った「快艇」で2度とも結構ひどい目にあっているので、煙台―大連間なら、わたしとしては大きいフェリーがおすすめ。

*2:それで級長さんがまた絶妙なタイミングで水を買ってきてくれるのだ。気がききますなぁ。