バッタバタの退職、そして延吉へ

午前中はやりかけの仕事をやっつけてたら終わってしまった。

退職手続きに時間がかかるのは知っていた。いくつかの部門を回り、いちいちサインをもらわなければならないのだ。
午前中からはじめたかったのだが、人事担当者が会議で不在で始められず。何回か席に行った挙句、そこに退職チェックリストを置いてサインしておいてもらうことにした。昼食後に行ったらサインがされて置いてあった。
次に必要なのはマネージャーのサイン。トレーニングで一日不在。午後に戻ってくるといっていたので待っていたら、私のいるオフィスには行けないとの電話がかかってきた。
マネージャーのサインがないと次に進めない。タクシーでオフィスを往復するか……と覚悟を決めたところ、人事担当者とすれ違う。事情を話したら、なんとマネージャーの代わりにサインをしてくれた!こういうとき、人事と知り合いの多い仕事をしていると助かる。
後はIT(パソコン返却)、財務(未清算の請求書などがないかどうか)、総務(引き出しや文具・ドアカードの返却)とサインをもらっておしまい。所要時間2時間半。結構さくさく進んだほうだろうか?
タクシーでもう1つのオフィスに向かい、挨拶と用事を済ませて再びタクシーに乗り帰宅。17時少し前。
昨夜詰め込んだ荷物をちょっと整理して夜18時に再び外へ。延吉への汽車は18時39分発。タクシーに乗れば間に合うはずだ。
が、大通りは渋滞。あ、そうか世間は平日なんだ。そして今はまさにラッシュアワー。タクシーの空車もない。うんともすんとも進まない車を見て、「汽車に乗り遅れる」という言葉が頭に浮かぶ。バイクタクシーなら渋滞を突っ切れるか?いや、荷物があるから乗れないだろう。乗ったことがないから値段の交渉で時間がかかるかもしれない。
少し歩いて十字路を過ぎると、車が流れている。運よく空車のタクシーが来た。よしっ!
どうか間に合いますように……。思ったより道が空いていて、駅にスムーズに着いた。一度汽車には乗ったから勝手は分かる。荷物をX線に通して待合へ。もう改札が開いている。切符にはさみを入れてもらってホームへ。8号車は階段を降りてすぐだった。再び切符を汽車の入り口で見せて汽車に乗り込む。
時計を見ると出発10分前!ひゅ〜。